基礎から学ぶFX 為替について
株や商品先物取引が午前9時から午後3時までしか取引できないのに対して、FXは24時間自分の好きな時間帯を選んで取引をすることができます。
FX為替市場は、日付変更線から西に進んで順にニュージーランドのウェリントン市場、オーストラリアのシドニー市場、東京を中心としたアジア市場、ヨーロッパ市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場と移行していき、月曜日のウェリントン市場から金曜日のニューヨーク市場までオープンしています。そのため、日中は忙しい会社勤めの方でも、勤務を終えて帰宅した後、夜にゆっくりと落ち着いてFX取引をすることが可能です。
実際、日本時間の夕方から深夜にかけての時間帯は、ヨーロッパ市場とニューヨーク市場が重なってオープンしていることになるため、一日のうちで一番FX取引量が多く、また動きも活発なので、FX取引には適した時間帯と言うことができます。FXでは、円高、つまり外貨の対円レートが下落している場面でもFXは利益を出すことが可能です。
下落時でも利益が出せることができる取引と言えば株の空売りがありますが、原理的には同じことです。買いが値上がりを期待して上昇分を利益にするのに対し、売りは値下がりを期待して下落分を利益にします。
ドルを買うということは円を売る、ドルを売るということは円を買うと言うこと、どちらも買いということもできますから、株の空売りとは若干異なります。また、FX為替市場は全世界で最もお金が動く取引です。
その総取引額は1日で300兆円とも言われており、東証一部の売買代金が1日2兆円から3兆円であることと比べると、そのスケールの大きさが想像できるでしょう。取引量が多いということは、売る人も買う人もたくさん存在すると言うことです。
そのため、FXでは株のように買いたいけれども売りたい人がいないと言う状況は、米ドルやユーロ、円、イギリスポンド、スイスフランと言ったメジャー通貨と呼ばれるFX通貨ではありえません。そのため、FXでは、せっかく利益が出ているのに決済できない、損失が膨らんでいるときに早めの損切りができないということがないのです。
